エクセルを使ってカレンダーや業務日程表を作成している場合、平日と休日を区別するために土日祝の色を変更することがあります。
「条件付き書式」という機能を使うことで自動で色分けすることはできますが、祝日の場合は年によって日付が違うため設定に一工夫が必要です。
そこでこの記事ではExcel(エクセル)のカレンダーで祝日を自動で色分けする方法について、初心者にも分かりやすいように解説しています。
ちなみにエクセルで通常の壁掛けカレンダーを作りたい方は、こちらの「エクセルで自動で反映するカレンダーの作り方!便利でオシャレな無料テンプレートも紹介」を参考にしてください。
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エクセルでカレンダーの祝日の色を変更する方法
エクセルで業務日程表やカレンダーを作るとき、休日と平日を色分けしていると稼働日と非稼働日を視覚的に把握できておすすめです。
ただし祝日は年によって日付が異なるため、曜日を指定すれば良い土曜日・日曜日とは少し手順が異なります。
そこでエクセルで作るカレンダーで祝日の書式を自動で変更する手順について、下記に詳しく解説していきたいと思います。
ちなみに今回はこちらの業務日程表をもとに手順を解説していきます。→業務日程表をダウンロード
業務日程表の作り方については、こちらの「エクセルで1日単位の3カ月業務日程表の作り方を解説」を参考にしてください。
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祝日のエクセルリストを作成する
エクセルでカレンダーの祝日の色を自動で変更するためには、最初に祝日の日付を一覧にまとめたリストの作成が必要になります。
祝日の日付を調べるのも結構面倒ですので、今回は私が作成したこちらのリストをダウンロードしてお使いください。
こちらのリストには2022年~2025年の祝日の日付が一覧にまとめられているので、この期間内であればそのまま活用していただけたらと思います。
ちなみに年別に祝日の日付を調べたいときは、こちらの「https://9rando.info/j-holiday/」というサイトが非常に便利です。
上記サイトにアクセスして、知りたい祝日の年を指定して変更するをクリックします。
すると指定した年の祝日が表示されるので、画面内にあるエクセルの文字リンクをクリックしてください。
するとエクセルに対応した形式のリストが表示されるので、表部分を選択してコピーします。
続いてエクセルに戻って、コピーした祝日リストを貼付けたい箇所を選択し、右クリックで表示されるメニューから形式を選択して貼り付けを選びます。
すると形式の選択肢が表示されるので、Unicode テキストを選択して、OKをクリックします。
以上の手順で、エクセルで祝日リストを作成することができました。
条件付き書式で祝日の書式を自動で変更する
上記の手順で祝日リストの準備ができたら、そのリストをもとに「条件付き書式」を使って祝日の書式を設定していきます。
今回はこちらのように、業務日程表の中から祝日の背景色のみをオレンジ色に塗りつぶす設定をしていきましょう。
まずはファイル内に「祝日リスト」という別シートを作成し、先ほど作成した祝日リストをコピペしておきましょう。
日程表と祝日リストは別ファイルでも設定は可能ですが、同ファイルの方が管理がしやすいのでファイルの一元化がおすすめです。
続いて曜日と日程を入力する欄を全て選択した状態で、ホームタブにある条件付き書式のボタンをクリックし、新しいルールを選択します。
すると設定画面が開かれるので、数式を使用して、書式設定するセルを決定を選びます。
続いてルールの内容に、=COUNTIF(‘祝日リスト’!$A$1:$A$16,D$3)=1と入力してください。
今回はCOUNTIF関数を使って、祝日リストの日付とカレンダーの日付が一致するかどうかを条件として指定しています。
関連:世界一分かりやすいエクセルの『COUNTIF関数』の解説
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次に書式と書かれたボタンをクリックします。
すると書式設定の画面が開かれるので、塗りつぶしのタブで背景色の一覧からオレンジ色を選んでOKをクリックします。
すると先ほどの画面にまた戻るので、最後にOKをクリックすれば完了です。
以上の手順で、カレンダーの祝日の背景色を自動で変更することができました。