エクセルの「シート保護」という機能を使えば、シート毎にパスワードをかけ、設定した操作を制限することができます。
シート内での誤操作を防止できる便利な機能なので、この記事ではExcel(エクセル)のシート保護の設定方法・使い方について、初心者にも分かりやすく解説しています。
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エクセルのシート保護で制限できる機能一覧
エクセルのシート保護では、下記の機能にロックをかけて操作を制限することができます。
- セル範囲の選択
- セルの書式設定
- 列・行の書式設定
- ハイパーリンクの挿入
- 列・行の削除
- 並べ替え
- オートフィルの仕様
- ピポットテーブルの使用
- オブジェクトの編集
- シナリオの編集
ロックをかける機能とかけない機能で細かく分けることができるので、自分の使い方にあった制限が設定できるのもシート保護の魅力です。
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エクセルのシート保護を設定する方法
ここからはエクセルのシート保護を設定する方法を解説していきます。
まずは保護したいシートのタブを右クリックし、表示されるメニューからシートの保護を選択します。
するとシート保護の設定画面が表示されます。
まずは一番上のボックスの中に、設定したいパスワードを入力します。
続いて、制限したい機能を一覧から選んでチェックを外します。
最後にOKをクリックします。
パスワードの再入力が求められるので入力し、OKをクリックします。
以上の手順で、シート保護を設定することができました。
保護されたシートを操作してみると、「変更しようとしているセルやグラフは、保護されているシート状にあります。」というポップアップが表示されるはずです。
パスワードなしでシートを保護する方法
シート保護はパスワードをかけずに設定することも可能です。
パスワードなしでシート保護を設定する場合、パスワードの入力画面に何も入力しないだけです。
誤操作を防ぎたいだけであれば、パスワードなしの方が忘れてしまうリスクもないのでおすすめです。
エクセルのシート保護を解除する方法
設定したシート保護を解除したい場合、下記の手順で行います。
解除したいシートを右クリックし、表示されるメニューからシート保護の解除をクリックします。
すると設定したパスワードが求められるので、パスワードを入力してOKをクリックします。
以上の手順で、シート保護を解除することができました。
ちなみにパスワードを設定していない場合は、シート保護の解除をクリックするだけで完了です。
シート保護のパスワードを忘れたときの対処法
設定したパスワードを忘れてしまって、シート保護が解除できないとお困りの方もいるかもしれません。
パスワードを忘れてしまったら、基本的にはシート保護を解除することはできません。
しかし、あまり大きな声では言えませんが、ある裏ワザを使えば強制的にシート保護のパスワードを解除することもできちゃうんです。
詳しい手順についてはこちらの「【悪用厳禁】エクセルのパスワードを忘れた!無理やり解除する裏ワザ」で解説しているので、お困りの方は参考にしてみてください。
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