エクセルの印刷設定はパワーポイントやワードと違って一癖あるため、思い通りのサイズや形で印刷するのは案外難しいものです。
エクセルで作った表を印刷用紙ぴったりのサイズで印刷するだけでも、印刷範囲の変更や拡大などの設定が必要になります。
この記事ではExcel(エクセル)でA4/A3用紙ぴったりのサイズで印刷する方法について、詳しく解説していきたいと思います。
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エクセルでA4/A3用紙ぴったりのサイズで印刷する方法
エクセルで用紙ぴったりのサイズで印刷する方法について、実際の手順に沿って詳しく解説していきます。
エクセルで印刷範囲を設定する方法
まずはシートの中から印刷したい範囲を設定します。
今回はこちらの4つの表の中から、「表1」のみを印刷範囲に設定します。
最初に表1のセルを選択した状態にします。
続いて、ページレイアウトタブの中から印刷範囲のボタンをクリックし、メニューから印刷範囲の設定を選択します。
以上の手順で、指定したセル範囲のみを印刷範囲にすることができました。
より詳しい解説については、こちらの「エクセルの印刷範囲の設定方法を徹底解説」を合わせてご覧ください。
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エクセルで拡大して用紙ぴったりに印刷する方法
上記の手順で印刷範囲を設定することができましたが、ファイルタブから印刷を押して印刷プレビューを確認してみましょう。
すると表1のみを印刷範囲に設定することはできていますが、用紙に対して表が小さすぎて余白だらけになっています。
用紙ぴったりのサイズで表やグラフを印刷したい場合、下記の手順で印刷範囲にあるコンテンツを拡大していきます。
先ほどの印刷の設定画面から、拡大縮小なしと書かれたボタンをクリックします。
続いて拡大縮小オプションをクリックします。
すると設定画面が表示されるので、拡大・縮小と書かれた数値を大きくすることで拡大することができます。
倍率の数値を変更した後に、最後に右下のOKをクリックすれば完了です。
印刷プレビューの画面に戻って、イメージ通りのサイズになっているかを確認しましょう。
イメージ通りのサイズではない場合、先ほどの設定画面に戻って再度倍率を変更します。
印刷プレビューに戻らないとサイズを確認できないのが不便ですが、プレビュー画面を確認しながら倍率の数値を微修正してみましょう。
エクセルで印刷用紙の真ん中寄りで印刷する方法
最後にエクセルで作った表やグラフを用紙の中央寄りで印刷できるように設定していきます。
上記手順で拡大設定を行った表を印刷プレビューで確認していみると、表が左上寄りであるのが分かるかと思います。
このままだと余白のバランスが悪く少し目立ってしまうので、この表を用紙の中央寄りで印刷できるように設定したいと思います。
まずはページレイアウトタブの中にある余白のボタンをクリックし、ユーザー設定の余白の項目を選択します。
すると設定画面が表示されるので、水平と垂直の項目にチェックを入れます。
最後に右下のOKをクリックします。
以上の手順で、用紙の中央寄りで印刷できるように設定ができました。
