パワーポイントに搭載されるハイパーリンクという機能を使えば、リンクをクリックすることで特定のスライド・別のファイル・外部WEBサイトなどに一発で跳ぶことができます。
ハイパーリンクはパワーポイントを使う上で覚えておくべき重要機能の1つです。
この記事ではPowerPointのハイパーリンクについて徹底解説しているの、ぜひ参考にしていただければと思います。
この記事の概要
- パワーポイントでハイパーリンクの使い方・カスタマイズ・便利技を解説
この記事をおすすめしたい人
- パワポのハイパーリンクについて詳しく知りたい人
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パワーポイントのハイパーリンクとは
パワーポイントに搭載されるハイパーリンクとは、クリックすることで指定したリンク先に簡単にアクセスすることができる機能です。
テキストにハイパーリンクを設定すると、青色で下線が引かれた見た目に自動で変わります。
ハイパーリンクはテキストだけではなく図形や画像にも設定が可能です。
図形や画像に設定した場合は、テキストと違って見た目上の変化はありません。
ハイパーリンクのリンク先に設定できるもの
ハイパーリンクでリンク先に設定できる項目は色々とありますが、利用頻度が多い代表的なリンク先は以下の3つです。
- 現在のファイルの特定のスライド
- 別のファイル（パワーポイント以外もOK）
- 外部のWEBサイト
ハイパーリンクと聞くとWEBサイトへのリンクをイメージするかもしれませんが、スライドや別ファイルにとぶことができるリンクも作成することが可能です。
パワーポイントのハイパーリンクの使い方
ここからはパワーポイントでのハイパーリンクの使い方を解説していきます。
ハイパーリンクを追加する方法
まずはテキストや図形にハイパーリンクを追加する方法を解説します。
ハイパーリンクを設定したい箇所を選択した状態で、挿入タブにあるリンク → リンクの挿入をクリックします。
ちなみに右クリックで表示されるメニューから、リンク → リンクの挿入をクリックしても同様の操作が可能です。
するとリンク先を選択する専用画面が表示されます。
パワーポイントでスライドへハイパーリンクを設定する方法
パワーポイントでスライドへハイパーリンクを設定する方法を解説します。
リンク先設定画面でこのドキュメント内のタブを選び、リンクしたいスライドをクリックして選択します。
最後にOKをクリックすれば設定完了です。
以上の手順で、指定したスライドへのハイパーリンクを設定することができました。
パワーポイントで別ファイルへのハイパーリンクを設定する方法
パワーポイントで別ファイルへのハイパーリンクを設定する方法を解説します。
リンク先設定画面でファイル、WEBページのタブを選び、リンク先のファイルをクリックして選択します。
「現在のフォルダ」「ブラウズしたページ」「最近使ったファイル」のタブがあり、保存されている各種ファイルを選ぶことができます。
最後にOKをクリックすれば設定完了です。
以上の手順で、別ファイルへのハイパーリンクを設定することができました。
パワーポイントWEBサイトへのハイパーリンクを設定する方法
パワーポイントでWEBサイトへのハイパーリンクを設定する方法を解説します。
リンク先設定画面でファイル、WEBページのタブを選び、アドレスの入力ボックスにURLを入力します。
最後にOKをクリックすれば設定完了です。
以上の手順で、WEBサイトへのハイパーリンクを設定することができました。
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ハイパーリンクのリンク先を編集する
続いて、ハイパーリンクのリンク先を編集する方法を解説します。
リンクを編集したいハイパーリンクを選択した状態で、右クリックをして表示されるメニューから、リンクの編集 をクリックします。
するとリンク先を選択する専用画面が表示されるので、リンク先を変更すれば編集完了です。
ハイパーリンクを削除する
続いて、ハイパーリンクを解除する方法について解説します。
ハイパーリンクを選択した状態で右クリックをし、表示されるメニューからリンクの消去を選択すれば削除することができます。
上記以外のやり方としては、ハイパーリンクの設定画面でリンクの解除をクリックでも削除することができます。
詳細：パワーポイントでハイパーリンクの追加・削除・編集の方法
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ハイパーリンクのカスタマイズ設定
パワーポイントでハイパーリンクを設定すると、下線が引かれた青色のテキストに自動的に切り替わります。
ここからはハイパーリンクのカスタマイズ設定として、「ハイパーリンクのテキスト色を好きな色に変更する方法」や「ハイパーリンクの下線を消す方法」について解説していきます。
フォントの色変更でハイパーリンクの色を変更する
色を変更したいハイパーリンクを文字選択した状態で、ホームタブにあるフォントの色から好きなカラーを選ぶだけです。
上記手順だと毎回手作業で変更する必要がありますが、それぞれのハイパーリンクに好きなカラーを設定することができます。
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配色設定でハイパーリンクの色を変更する
デザインタブからバリエーションの項目にある下矢印(▽)をクリックします。
続いて、配色 → 色のカスタマイズをクリックします。
各アイテムの配色を設定する専用画面が開くので、ハイパーリンクの項目をお好きなカラーに変更します。
最後に保存をクリックすれば設定完了です。
上記手順により、ハイパーリンクのデフォルトのカラー設定することができました。
配色設定でハイパーリンクのクリック後の色を変更する
ハイパーリンクはクリックすると青色から紫色に自動的に切り替わります。
ハイパーリンクのカスタマイズ設定では、クリック後のハイパーリンクの色を変更することも可能です。
デザインタブからバリエーションの項目にある下矢印(▽)をクリックします。
続いて、配色 → 色のカスタマイズをクリックします。
各アイテムの配色を設定する専用画面が開くので、表示済みのハイパーリンクの項目をお好きなカラーに変更します。
最後に保存をクリックすれば設定完了です。
上記手順によって、クリック後のリンク色を変更することができました。
パワーポイントで下線のないハイパーリンクを作る方法
パワーポイントではハイパーリンクの下線部分を消すことはできません。
ただし、ある裏ワザを使えばハイパーリンクの下線を消すことが可能になります。
パワーポイントでハイパーリンクの下線を消す裏技は、以下の手順で行います。
- テキストからハイパーリンクを解除する
- 透明の図形を作成してテキストに重ねる
- 透明の図形にハイパーリンクを設定する
まずはハイパーリンクを解除します。
ハイパーリンクを選択した状態で右クリックをして、表示されるメニューからリンクの消去を選択します。
するとハイパーリンクが解除されて、普通のテキストに変わります。
リンクではない普通のテキストなので下線も表示されていません。
続いて、先ほどのテキストがぴったり重なるサイズで長方形の図形を作成していきます。
この状態だとテキストが図形に隠れて見えないので、書式の設定で図形を透明に変更します。
図形を左クリックで選択した状態で、図形の書式のタブから図形の塗りつぶし → 塗りつぶしなしを選択します。
続いて同じ図形の書式のタブから、図形の枠線 → 枠線なしを選択します。
すると先ほど追加した図形が透明になり、図形の背面にあるテキストが見えるようになりました。
最後に透明の図形にハイパーリンクを設定していきます。
図形を右クリックすると表示されるメニューから、リンク をクリックします。
するとリンク先を設定する専用画面が開かれます。
今回はWEBサイトのURLをリンク先に設定したいので、ファイル、WEBページのタブを選び、アドレスの入力ボックスにURLを入力します。
最後にOKをクリックすれば設定完了です。
以上の手順で下線を消したハイパーリンクの完成です。
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ハイパーリンクの便利な活用法
ここからはパワーポイントでハイパーリンクを活用した便利技をご紹介します。
ハイパーリンクでスライドにとべる目次を作る
目次部分にハイパーリンクを活用することで、クリックすることで該当のスライドにとべる目次を作成することができます。
まずは普通に目次用のスライドを作ります。
続いて目次の見出し部分にハイパーリンクを設定していきます。
テキストを文字選択した状態で、挿入タブにあるリンクをクリックします。
するとリンク先を選択する専用画面が表示されます。
ちなみに右クリックで表示されるメニューから、リンクをクリックしても同様の操作が可能です。
リンク先設定画面でこのドキュメント内のタブを選び、リンク先のスライドをクリックして選択します。
最後にOKをクリックすれば設定完了です。
以上の手順で、指定したスライドへのハイパーリンクを設定できました。
上記手順をすべての見出しに設定すれば、ハイパーリンク化した目次の完成です。
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