パワーポイントには”タブ”と”コマンド”から構成される「リボン」という箇所があります。
通常であればタブとコマンドの両方が表示されていますが、何かしら操作によってリボンのコマンド部分が消えてしまうことがあります。
消えたリボンを復活させたくても、どこをどう操作したら再表示できるか分からないんですよね・・・。
そこでこの記事ではPowerPointで消えたリボンを再表示する方法について、初心者の方でも分かりやすいように画像とセットで解説したいと思います。
この記事の概要
- パワーポイントで消えたリボンを再表示する方法を解説
この記事をおすすめしたい人
- 突然リボンが消えたパワーポイントを元に戻したい人
では、詳しく解説していきます。
パワーポイントでリボンのコマンドが消えた原因
後ほど詳しく解説しますが、パワーポイントではリボンの表示設定を細かくカスタマイズすることができます。
デフォルトではタブとコマンドの両方が表示されていますが、「タブ・コマンドの両方を非表示」にしたり、「コマンドのみ非表示」に変更することができます。
ただし上記のようなカスタマイズをしていなくても、意図していない操作でコマンドが消えてしまうことはパワポあるあるなんです。
というのも、パワーポイントでは同じタブを二回連続でクリックすると、コマンドが非表示となる仕様です。
何もしてないのにリボンが消えたという方は、おそらく無意識に同じタブを二回連続でクリックしたことが原因でしょう。
パワーポイントで消えたリボンを再表示する方法
パワーポイントで消えてしまったリボンを再表示する方法をご紹介します。
リボンの表示オプションから設定する
リボンの表示・非表示の設定は、右上にあるリボンの表示オプションのマークをクリックしたメニューから変更可能です。
上記のメニューからタブとコマンドの表示をクリックすれば、コマンドを常時表示することができます。
コマンドをピン止めして
パワーポイントのリボンの表示・非表示設定
前述したように「リボン」は”タブ“と”コマンド“の2つの要素で構成されており、それぞれ表示・非表示の設定が可能です。
デフォルトのリボンではタブもコマンドも表示されていますが、リボンのパターンとしては下記の設定が可能です。
- タブのみ表示・コマンドを非表示にしたリボン
- タブもコマンドも非表示にしたリボン
- タブもコマンドも表示したリボン
タブもコマンドも表示する方法
タブとコマンドの表示を選択した場合、タブもコマンドも表示されたデフォルトのリボンに変わります。
勝手にリボンが消えてしまった場合は、上記の手順で消えたリボンを再表示することができます。
タブもコマンドも非表示にする方法
リボンを自動的に非表示にするを選択した場合、リボンが非表示になりパワーポイントが全画面表示に変わります。
画面上のツールバー部分をクリックするとリボンが表示され、一定時間たつと自動的に非表示に変わります。
タブのみ表示・コマンドを非表示にする方法
タブの表示を選択した場合、タブは表示/コマンドは非表示のリボンになります。
タブをクリックするとコマンドが自動的に表示されますが、一定時間たつと自動的にコマンドが閉じられます。


リボンのコマンドを閉じたり・開いたりする方法
リボンの右下部分にある閉じるマークをクリックすることでも、コマンドを非表示にすることができます。
さらにリボン上で右クリック → リボンを折りたたむを選ぶことでも、コマンド部分を非表示にすることが可能です。
非表示にしたリボンを常時表示に戻したい場合は、右下のピンマークをクリックすることで元に戻すことができます。
リボンのコマンドを開く・閉じるショートカット
キーボードの Crtl + F1 を押すことで、リボンのコマンドを開いたり・閉じたりすることが可能です。


Crtl + F1 :リボンを開く・閉じる