この記事ではMicrosoftのPowerPoint(パワーポイント)の表示モードの特徴や切り替え手順について、初心者の方でも分かりやすいように画像とセットで解説しています。
この記事の概要
- PowerPointの表示モードの特徴・切り替え手順を解説
では、詳しく解説していきます。
PowerPointの6つの表示モードについて
PowerPointには起動したときにデフォルトで表示される標準表示モードを含め、全部で6つの表示モードが用意されています。
- 標準表示モード
- スライド一覧表示モード
- スライドショーモード
- 閲覧表示モード
- ノート表示モード
- アウトライン表示モード
各表示モードにはそれぞれ特徴があり、6つの表示モードを使いこなすことはPowerPointの基本中の基本になります。
標準表示モードについて
標準表示モードはPowerPointを起動してデフォルトに表示される画面です。
テキストを入力したりイラストを挿入するなど、基本的にスライドを作成するときに使うPowerPointで一番使うことの多いモードとなります。
標準表示モードの切り替え方法
他のモードから標準表示モードに切り替えるには、画面下部にある標準表示モードのアイコンをクリックするだけです。
また画面上部の表示タブにある標準をクリックすることでも切り替えることが可能です。
通常表示モードに切り替えるショートカット
Alt → W → L
F10 → W → L
スライド一覧表示モード
スライド一覧表示モードは一つの画面にスライド全体を小さな画像で表示するモードです。
一画面にスライド全体を表示することができるので、資料を全体俯瞰しながら確認することができます。
スライド全体を確認しながら順番を入れ替えたいときなどに役立つモードです。
スライド一覧表示モードの切り替え方法
スライド一覧表示モードに切り替えるには、画面下部からスライド一覧のアイコンをクリックするだけです。
また画面上部の表示タブにあるスライド一覧をクリックすることでも切り替えることが可能です。
スライド一覧表示モードに切り替えるショートカット
Alt → W → I
F10 → W → I
スライドショーモードについて
スライドショーモードはスライドを全画面で表示する、本番のプレゼンテーションで使うモードになります。
スライドショーモードではアニメーションや画面切り替え効果を表示することもできるため、本番のプレゼンテーションでどのように表示されるかを確認するときにも役立ちます。
スライドショーモードの切り替え方法
他のモードからスライドショーモードに切り替えるには、画面下部にあるスライドショーのアイコンをクリックするだけです。
スライドショーを終了するにはキーボードのESCをクリックするだけです。
また画面左下にある(…)から、スライドショーを終了をクリックすることでも終了することができます。
スライドショーモードに切り替えるショートカット
F5:スライドの一枚目からスライドショーを開始
shift + F5:表示しているスライドショーを開始
パワポのスライドショーが動かない・勝手に進むときの対処法
ここではパワーポイントのスライドショーが動かない・勝手に進むときの対処法をご紹介します。
スライドショーでクリックしてもスライドが動かない場合や、スライドが意図しないタイミングで勝手に動いてしまう場合、スライドショーの設定が自動再生になっている可能性が高いです。
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スライドショーで手動でスライド操作をしたい場合、下記の手順で設定を変更してみましょう。
スライドショータブにあるスライドショーの設定をクリックします。
発表者として使用するにチェックを入れ、スライドの切り替えをクリック時に変更します。
最後にOKをクリックすれば設定完了です。
以上の手順で設定を見直すことで、スライドショーが動かない・勝手に動く問題を改善できるはずです。・
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閲覧表示モードについて
閲覧表示モードはタスクバーやステータスバーを表示しながら、全画面にせずにスライドショーを表示することができるモードです。
通常のスライドショーモードは画面全部がスライドの表示になりますが、閲覧表示モードは小さなウィンドウの中でスライドショーを表示することができます。
例えば他の画面を開きながらスライドショーを確認したいときに便利な表示モードとなっています。
閲覧表示モードの切り替え方法
閲覧表示モードに切り替えるには、画面下部から閲覧表示のアイコンをクリックするだけです。
また画面上部の表示タブにある閲覧表示をクリックすることでも切り替えることが可能です。
閲覧表示モードに切り替えるショートカット
Alt → W → D
F10 → W → D
ノート表示モードについて
ノート表示モードはプレゼンの原稿や補足情報など、発表者用に準備しているメモを記入・編集できるモードです。
通常表示モードでもノートに情報を記入することはできますが、ノート表示モードではノート部分に図形を挿入したり、細かな書式の変更することも可能です。
ノート表示モードの切り替え方法
ノート表示に切り替えるには、画面上部の表示タブにある閲覧表示をクリックすることで切り替えることが可能です。
ノート表示モードに切り替えるショートカット
Alt → W → T
F10 → W → T
アウトライン表示モードについて
アウトライン表示モードは資料の構成・骨子を記入することができるモードです。
アウトラインモードにするとスライドの左側にスライド内のテキストのみを表示することができ、資料全体の構成を考えるときに役立つ表示モードとなっています。
アウトライン表示モードの切り替え方法
アウトライン表示モードに切り替えるには、画面上部の表示タブにあるアウトライン表示をクリックするだけです。
アウトライン表示モードに切り替えるショートカット
Alt → W → P→ O
F10 → W → P→ O