この記事ではPowerPoint(パワーポイント)のスライドショーで覚えておくと便利なおすすめショートカットについて、初心者の方でも分かりやすいように画像とセットで解説しています。
ここでご紹介するスライドショー関連のショートカットを活用すれば、あなたのプレゼンテーションが今まで以上に良いものになると思います。
この記事の概要
- PowerPointのスライドショーで便利なショートカットをご紹介
では、詳しく解説していきすね!
パワーポイントのスライドショーで使える便利なショートカット
パワーポイントのスライドショーではスライドが全画面に表示されるため、次のスライドや前のスライドに移るぐらいの操作しかできないと思っている方が多いです。
しかし、実はスライドショーモードでもショートカットを使えば様々な操作ができ、例えばスライドショーで下記のような操作をすることが可能です。
- スライドショーでスライドを拡大する
- スライドショーでスライドを縮小する
- スライドショーでスライド一覧を表示する
- スライドショーで任意のスライドに移動する
- スライドショーでカーソルをポインターに変える
- スライドショーでカーソルを手書きのペンに変える
- スライドショーで画面を真っ黒・真っ白に変える
では、それぞれの操作手順について解説していきます。
スライドショーでスライドを拡大する
スライドの細かい部分を説明するときに、わざわざスライドショーを終了してからスライドを拡大している光景をよく目にします。
あまり知られておらず使っている人も少ないですが、スライドショーモードでもショートカットを使うことで画面を拡大することができます。
パワーポイントのスライドショーで画面を拡大するショートカットは、キーボードのCtrlを押しながら+を押すだけです。
+を押す回数に合わせて三段階まで拡大表示することができます。
ちなみにキーボードのCtrl を押しながら、マウスのホイールを↑にスクロールすることでも同様の操作が可能です。
拡大したい部分を動かしたい場合は、拡大した状態でキーボードの ← ↑ → ↓ またはマウスでドラッグ&ドロップします。
ちなみにキーボードの操作ができずにショートカットが使えない場合、以下の手順でもスライドショーで拡大表示が可能です。
スライドショーで右クリック → 画面拡大表示を選択します。
するとカーソルが拡大鏡モードに切り替わるので、拡大したい部分をクリックすれば拡大表示の完了です。
スライドショーでスライドを縮小する
パワーポイントのスライドショーで画面を縮小するショートカットは、キーボードのCtrlを押しながらーを押すだけです。
キーボードのCtrl を押しながら、マウスのホイールを↓にスクロールすることでも同様の操作が可能です。
ちなみにスライドショーでスライドを拡大している状態で、ESCまたは右クリックを押せば通常サイズに一発で縮小することが可能です。
スライドショーで任意のスライドに移動する
質疑応答などで特定のスライドを表示したいとき、スライドを一枚ずつ進めたり戻ったりしている方がいます。
スライドの枚数が多い場合は一枚ずつ切り替えていると時間もかかりますし、見ている側もスライドが行ったり来たりして正直スマートなプレゼンとは言えないですよね。
スライドショーで特定のスライドに移動するショートカットは、キーボードから移動したいスライドのページ番号の数字を押した後にEnterを押すだけです。
スライドショーでスライド一覧を表示する
スライドショーのままスライド一覧を表示できるショートカットも、たくさんのスライドから特定のスライドを探すときに便利な機能です。
スライドショーの状態でキーボードのCtrl + ーを押します。
キーボードのCtrl を押しながら、マウスのホイールを↓にスクロールすることでも同様の操作が可能です。
スライドショーでカーソルをポインターに変える
スライドショーではマウスのカーソルをレーザーポインター形式に変更することができます。
スライドショーでカーソルをポインターに変えるショートカットは、キーボードのCtrl + Lを押すだけです。
キーボードが使えない場合は、以下の手順でもカーソルをポインターに変更できます。
スライドショーモードの状態で右クリックをして、ポインターオプションからのレーザーポインターを選ぶだけです。
上記のようにカーソルを常にポインター表示にするのではなく、好きなときだけポインター表示に切り替えることも可能です。
キーボードのCtrl とマウスの左クリックの両方を押しながらカーソルを移動すると、押している間だけポインター表示に切り替えることができます。
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スライドショーでカーソルを手書きのペンに変える
スライドショーの手書き機能を使えば、スライドショーの画面にカーソルを使って自由に記述ができます。
スライドショーでカーソルを手書きペンに変えるには、キーボードのCtrl + Lを押すだけです。
キーボードが使えない場合は、以下の手順でもカーソルを手書きペンに変えることができます。
スライドショーモードの状態で右クリックをして、ポインターオプションからのペンを選ぶだけです。
ちなみに手書きした内容を消したい場合は、キーボードのCtrl + Eを押します。
するとカーソルが消しゴムに変わるので、手書き部分をクリックすることで削除ができます。
最後に
パワーポイントのスライドショーに便利なショートカットについて解説しましたが、参考になりましたでしょうか?
スライドショーで使えるショートカットは他にもありますが、この記事で紹介しているものを覚えていれば十分すぎるほどだと思います。
逆にこの記事で紹介しているショートカットを知っていると知らないでは大きな差なので、ぜひこの記事を参考に実践で使ってみてくださいね。
もし記事の中で分からないことなどあれば、気軽にコメントで質問していただけたらと思います。
以上、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
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