パワーポイントに搭載されるオートコレクトという機能では、スペルミスを自動で修正してくれたり、特定の文字節を別の単語に変換してくれます。
間違いを自動で修正してくれたりもして便利ではあるのですが、中には余計なことをするお節介な機能もあるのがオートコレクトなんです。
オートコレクトは初期設定では全ての機能がオンになっているので、あなた自身の使い方に合わせて設定を見直すことをおすすめします。。
この記事ではPowerPointのオートコレクトの全機能・使い方・設定方法について、初心者の方でも分かりやすいように画像とセットで解説したいと思います。
この記事の概要
- パワーポイントのオートコレクについてを徹底解説
この記事をおすすめしたい人
- パワポのオートコレクトの全機能・使い方・設定方法を知りたい人
では、詳しく解説していきます。
- 1 パワーポイントのオートコレクトとは
- 2 パワーポイントのオートコレクト全機能を解説
- 2.1 2文字目を小文字にする
- 2.2 文の先頭文字を大文字にする
- 2.3 セルの先頭文字を大文字にする
- 2.4 曜日の先頭文字を大文字にする
- 2.5 CapsLockキーの押し間違いを修正する
- 2.6 特定の文字列を自動修正する
- 2.7 入力中にスペルミスを自動修正する
- 2.8 左右の区別がない引用符を、区別のある引用符に変更する
- 2.9 分数を分数文字に変更する
- 2.10 序数を上付き文字に変更する
- 2.11 ハイフンをダッシュに変更する
- 2.12 :-)や==>を特殊な記号に変更する
- 2.13 インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する
- 2.14 箇条書きと段落番号
- 2.15 テキストをプレースホルダーに自動的に収める
- 3 パワーポイントのオートコレクトの設定方法
パワーポイントのオートコレクトとは
パワーポイントに搭載されるオートコレクトとは、入力した文字を自動で修正してくれる機能です。
例えば、日本語でこんにちわと入力すると、正しいこんにちはに自動で修正をしてくれます。
他にも英語でHapyと入力すると、正しいHappyに自動で修正をしてくれます。
オートコレクトが作動した単語は、下記画像にあるようなオレンジ色のマークが表示されます。
パワーポイントのオートコレクト全機能を解説
オートコレクトはスペルミスを自動で修正する機能以外にも、特定の条件化で作動する様々な自動変換がデフォルトで設定されています。
ここではパワーポイントのオートコレクトに用意されてる全機能をご紹介します。
- 2文字目を小文字にする
- 文の先頭文字を大文字にする
- セルの先頭文字を大文字にする
- 曜日の先頭文字を大文字にする
- CapsLockキーの押し間違いを修正する
- 特定の文字列を自動修正する
- 入力中にスペルミスを自動修正する
- 左右の区別がない引用符を、区別のある引用符に変更する
- 分数を分数文字に変更する
- 序数を上付き文字に変更する
- ハイフンをダッシュに変更する
- :-)や==>を特殊な記号に変更する
- インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する
- 箇条書きと段落番号
- テキストをプレースホルダーに自動的に収める
2文字目を小文字にする
2文字目を小文字にするをオンにすると、THeと入力したときに自動でTheに変換をしてくれます。
二文字目を大文字にすることは基本的にないため、入力ミスとして認識されるように設定されます。
文の先頭文字を大文字にする
文の先頭文字を大文字にするをオンにすると、theと入力したときに自動でTheに変換をしてくれます。
英語は先頭の文字を大文字にするのが正しいルールなので、先頭が小文字の場合は入力ミスとして認識されるのでしょう。
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セルの先頭文字を大文字にする
セルの先頭文字を大文字にするをオンにすると、表に入力したアルファベットの先頭文字を自動で大文字に変換してくれます。
曜日の先頭文字を大文字にする
曜日の先頭文字を大文字にするをオンにすると、mondayと入力したときに自動でMondayに変換をしれくれます。
CapsLockキーの押し間違いを修正する
CapsLockキーの押し間違いを修正するをオンにすると、文字を入力中にCapsLockを押してしまってtHEとなったときに自動でTheに変換をしれくれます。
特定の文字列を自動修正する
パワーポイントのオートコレクトでは、特定の文字列を入力したときに別の文字列に自動で修正するようにデフォルトで設定をされています。
例えば、(c)と入力すると著作権マークの©に自動で変換されます。
他にも、(r)と入力すると商標マークの®に自動で変換されます。
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入力中にスペルミスを自動修正する
入力中にスペルミスを自動修正するをオンにすると、英単語など間違ったスペルを入力すると正しいスペルに自動で修正してくれます。
例えば、Hapyと入力してみると正しいスペルのHappyに自動で修正されます。
一見すると便利な機能ですが、直さなくても良い単語まで修正することがあるので要注意な機能でもあります。
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左右の区別がない引用符を、区別のある引用符に変更する
左右の区別がない引用符を、区別のある引用符に変更するをオンにすると、半角のクォーテーションマーク“”を入力したときに“”に自動で変換してくれます。
プログラムのコードを紹介するときなど””のまま使いたいときでも、勝手に変更されるので要注意です。
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分数を分数文字に変更する
分数を分数文字に変更するをオンにすると、1/2と入力したときに自動で½に変換してくれます。
全ての数字を変換するのではなく、「1/2⇒½」「1/4⇒¼」「3/4⇒¾」の3パターンのみになります。
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序数を上付き文字に変更する
序数を上付き文字に変更するをオンにすると、1stと入力したときに画像のような上付き文字に自動で変換されます。
ハイフンをダッシュに変更する
ハイフンをダッシュに変更するをオンにすると、2 つのハイフン — を全角ダッシュ — に自動で変更します。
:-)や==>を特殊な記号に変更する
:-)や==>を特殊な記号に変更するをオンにすると、特定の文字列を入力すると該当する記号・絵文字に自動で変換されます。
例えば、🙂と顔のような並びで記号を入力すると、画像のような笑顔マークに自動で変換されます。
インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する
インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更するをオンにすると、WEBサイトのURLを貼り付けたときに自動的にハイパーリンクに変換されます。
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箇条書きと段落番号
オートコレクトの箇条書きの項目をオンにすると、テキストの行が「*」「-」「>」 のいずれかで始まり、その後に 1 つのスペースまたはタブが続いた場合に自動的に箇条書きリストに変換されます。
例えば、* あいうえおという文章をパワーポイントに入力すると、段落のタイミングで自動的に箇条書きリストに変換されます。
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テキストをプレースホルダーに自動的に収める
テキストをプレースホルダーに自動的に収めるをオンにすると、プレースホルダーのサイズに合わせて文字サイズが自動的に小さく調整されます。
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パワーポイントのオートコレクトの設定方法
続いて、パワーポイントでオートコレクトの設定を変更する方法を解説します。
オートコレクトの設定画面からカスタマイズする
最初にオートコレクトの設定画面からカスタマイズする方法をご紹介します。
まずファイルタブをクリックします。
次にオプションをクリックします。
するとパワーポイントの設定画面が開くので、文章校正の項目をクリックして、オートコレクトのオプションをクリックします。
すると、オートコレクトの設定画面が開かれます。
「オートコレクト」「入力オートフォーマット」「操作」「数式オートコレクト」の4つのタブが用意されています。
デフォルトでは基本的に全ての機能がオンになっているので、自動修正して欲しくない項目はチェックを外しておきましょう。
テキストボックスからオートコレクトの設定を変更する
上記以外の方法として、テキストボックスからオートコレクトの設定を変更することも可能です。
オートコレクトが作動するとテキストボックス内に表示される、オレンジ色のマークをクリックします。。
~~に戻すをクリックすると、変換された自動修正を元に戻すことができます。
~~を自動的に作成しないをクリックすると、継続的にこの自動修正をオフに設定することができます。